5つの研修制度
当事務所の教育制度は以下の5つの研修から構成されています。
- 新人研修
- グループ研修
- 研修生/実習生制度
- 外部講師による内部研修
- 高岡知的財産グループ主催のセミナ-研修
研修それぞれについて
- 新人研修
新卒を対象に、ビジネスマナー研修や知財研修入門編の受講を行います。社会人としての基本的なマナーや、知的財産に関する体系的な知識を外部の研修に参加し、基礎固めを徹底して行います。
- グループ研修
同期入社した新人でグループを作り、指導員(弁理士)による講義形式の授業を定期的に行います。
現在、入社第5期目の研修グループが活動中です。所属部署やフロアは違っていても、同期同士の情報交換や交流ができ、連帯感が高まります。困ったときの相談もしやすくなります。
- 実務者向け研修生/実習生制度
基本的に新人は10ヶ月で通常の案件であれば1人で業務遂行できるようにすることを目指します。新人実務者は、最初に、国内内外/外内内外/国内外内のいずれかでスタートするかを決めます。
第1段階 | 4ヶ月間 | 研修生 | 所属グループを決め、そのグループ内からその案件を依頼して、 依頼した担当者が指導を行います。 業務内容は簡単なチェック等の案件です。 この時期は、新人の「慣れ」を目的としており、 難しい案件を押し付けられることはありません。 まずはじっくり慣れてください。 |
第2段階 | 6ヶ月間 | 実習生 | 所属グループの中で固定した指導員を決め、 その指導員について業務を遂行していきます。 具体的に意見書や明細書を書いたりします。 個別の案件を処理して書類の下書きを作成すると、 指導員が丁寧に添削してくれます。 クライアントとの面談にも少しずつ同席するようになります。 |
第3段階 | 10か月目 | 実務者 | 「実務者」として業務遂行可能となった時点で、 独立業務を開始します。 |
- 外部講師による社内研修
知財の著名人などを招いてセミナー形式の内部研修を行います。
例えば、企業の元知的財産部長、経験豊富な弁理士等を招聘した実績あります。
外の世界の人の話に耳を傾けることによって、知財の世界の最新の動き、クライアントが期待していることなどを肌で感じることができます。
- 高岡知的財産グループ主催のセミナ-研修
年1~2回、著名な外国人弁理士を招いて英語での研修コースを聴講します。
講義は英語で行われますので、英語のヒアリングの練習にもなります。
また、外国での知財の動向を第一線で活躍する外国人弁理士から直接聞くことによって、見識を高めることができます。
このように、様々な研修機会を提供することによって、次世代の人材の育成に力を注いでいます。
過去研修の紹介
- 新人研修
下記研修科目について、知的財産入門編の受講を行いました。
・産業財産権制度の概要
・知的財産と標準化
・権利侵害について
・知財管理について
- グループ研修
下記のテーマについて所内の弁理士による講義が行われました。
・特許法上の発明とは何か
・新規性、進歩性とは
・拒絶通知と拒絶査定
- 高岡知的財産グループ主催のセミナ-研修
下記のテーマについてセミナーの受講が行われました。
「インド特許実務最近の規則改正による審査手続き促進化への期待と使用実施陳述の実体」
「シリコンバレーから学ぶスタートアップと知財戦略セミナー
AIとロボティクスの今−シリコンバレーから学ぶ閉塞感打破の知財戦略-
—-Silicon Valleyから見る世界とStanford IP Programの紹介—-」